Yandex(ロシアの検索エンジン、ポータルサイト)にサイト登録

この記事では、Yandexへのサイト登録方法を初心者向けに説明します。Yandexアカウントの取得からサイトの所有権確認、そしてサイトマップの登録までの手順を順を追って解説します。

Yandexとは?

Yandexは、ロシアで最も人気のある検索エンジンであり、Googleに次ぐ世界第4位の検索エンジンとしても知られています。Yandexは、単なる検索エンジンにとどまらず、Dropboxのようなクラウドストレージサービス、メールサービス、ナビゲーション、スマートフォン向けのアプリなど、さまざまなサービスを提供しています。

多機能なYandexは、ウェブサイトの管理だけでなく、日常的なオンライン活動にも役立つツールです。特に、スマートフォンでもこれらのサービスを活用できるため、いつでもどこでも便利に利用できます。

それでは、Yandexへのサイト登録方法を中心に、その手順を詳しく解説していきます。


Step 1: Yandexアカウントの作成

Yandexにサイトを登録するためには、まずYandexアカウントを作成する必要があります。アカウントを作成することで、メールアドレスやクラウドストレージも利用できるようになります。以下のURLにアクセスし、アカウントを作成してください:

Yandex Webmaster - search engine optimisation service
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  • もしまだIDを取得していない場合は、サインアップを行います。GoogleやFacebookのアカウントを使用して登録することも可能です。
  • すでにアカウントをお持ちの場合は、ログインしてください。

Step 2: サイトの登録

Yandex Webmaster Toolsにログインすると、Webmasterのダッシュボードが表示されます。ここから自分のサイトを登録します。

  1. 「サイトを追加する」ボタンをクリックし、登録したいサイトのURLを入力します。
  2. サイトの所有権を証明するために、いくつかのオプションが表示されます。HTMLファイルのアップロード、Metaタグの追加、DNSレコードの更新などから選択できます。

Step 3: サイト所有権の確認

今回は、DNSレコードを使って所有権を確認する方法を説明します。

  1. Yandexが提供するTXTレコードをコピーします。
  2. ドメインを管理しているサービス(例:お名前ドットコム)にログインし、ドメインのDNS設定に進みます。
  3. そこで、Yandexが提供したTXTレコードを追加します。

ポイント: DNSレコードの変更が反映されるまでには、通常数時間から最大で48時間かかることがあります。


Step 4: サイトのインデックス登録とサイトマップの送信

所有権が確認されると、Yandexは自動的にサイトをクロールし、インデックスに追加します。

  1. 次に、サイトマップのURLをYandex Webmaster Toolsで登録します。サイトマップは、検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくするために重要です。
  2. 「サイトマップを追加」ボタンをクリックし、サイトマップのURLを入力します。

Step 5: ページの個別登録(インデックスのリクエスト)

Yandex Webmaster Toolsでは、サーチコンソールのように特定のページを手動でインデックス登録リクエストすることが可能です。この機能を利用して、新しく作成したページや、特に重要なページを素早く検索結果に反映させることができます。

  1. Webmaster Toolsにアクセス
    ログイン後、登録済みのサイトのダッシュボードに移動します。
  2. インデックス登録リクエスト
    左側のメニューから「インデックス管理」または「URL送信」(正確な項目名は変更される可能性があります)を選択します。
  3. URLの入力
    表示されたフィールドに、インデックス登録をリクエストしたいページのURLを入力します。
  4. リクエストの送信
    「送信」ボタンをクリックし、リクエストを完了させます。

ヒント: この機能を使うと、新しいページや更新したページがYandexに迅速にクロールされ、検索結果に反映されるまでの時間を短縮できます。


Step 6: ページの状態確認

インデックス登録リクエストが完了した後、しばらくしてからページのインデックスステータスを確認することができます。

  1. Webmaster Toolsのダッシュボードに戻る
    登録したサイトのダッシュボードに戻り、インデックスステータスを確認します。
  2. ページのステータス確認
    リクエストしたページが正しくインデックスされているか、またはクロールエラーが発生していないかをチェックします。
  3. 問題がある場合
    問題が発生している場合は、詳細なエラーメッセージや原因を確認し、修正して再度リクエストを送信します。

補足情報: WordPressユーザー向けの自動インデックス機能

WordPressをご利用の方には、記事の登録や更新時に自動でサイトに連絡する「IndexNow」というプラグインがあります。このプラグインを導入することで、新しいコンテンツや変更を素早く検索エンジンに通知し、インデックスをスムーズに行うことができます。

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