シン・テレワークシステム(NTT東日本、IPA)を試してみた

他のPCをリモート接続することができるシン・テレワークシステムを導入し、挙動を確認します。私は普段、外出先からは一度、VPNサーバーに接続し、その後リモートデスクトップによる接続をしていた。
シン・テレワークシステムは現時点では無償で利用できるようです。まずは、サーバーとクライアントをダウンロードします。

サーバーのインストールは特になにかオプションを変更することはなくインストールすることができました。

インストール完了後に「サーバーサービスが起動していません」とでましたが、このPCが遅く、通常は問題なく起動すると思います。

少し時間をおいたら正常に起動しました。インストールしたOSはWindows Server 2008です。
最初の起動時にパスワードを設定します。単純すぎると次に進めません。

パスワードを決めたらコンピュータIDを決めます。このIDですがメールアドレスと同じで早い者勝ちです。他セキュリティ設定などがあります。ここではこのサーバーにリモート接続できるPCを決めたりすることができますが、今回は何もせずここで設定完了です。ルーターやOSのファイヤーウォールの設定は一切、やっておりません。

次はクライアントPCから接続を試みます。最初にブラウザでアクセスできるのでそちらから先に行います。次のURLにアクセスしてコンピュータIDとパスワードを入力します。
https://webapp.telework.cyber.ipa.go.jp/

正常に接続できました。

次はクライアントソフトを使用して接続します。ダウンロードしたファイルは解凍して、その中にある「ThinClient.exe」を実行します。するとシン・テレワークシステムクライアントが起動しますので先ほどと同様にして、IDとパスワードを入力します。

接続前に設定でハードディスクの共有などの有無を決めることができます。リモート接続をするソフトはWindowsに標準装備されているネットワーククライアントで、これが起動します。

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