MuseScoreとは何か?
MuseScore(ミューズスコア)は、楽譜を簡単に作成・編集できる無料のソフトウェアです。特に、音楽の初心者からプロの作曲家まで、誰でも使えるように設計されています。このソフトは、音符の入力や既存の楽譜データの編集が簡単にできるだけでなく、楽譜を綺麗に印刷したり、作成した楽譜を再生して音を確認することもできます。
開発の背景
MuseScoreはベルギーのブリュッセルを拠点に開発されており、オープンソースプロジェクトとして世界中の開発者によって改善が続けられています。そのため、無料で利用でき、定期的に新機能が追加されたり、既存の機能が改善されたりします。
MuseScoreの主な機能
- 音符の入力と編集
MuseScoreを使えば、音符を簡単に入力して楽譜を作成できます。直感的な操作で、クリック一つで音符を追加したり、削除したりできます。 - 歌詞の入力
作成した楽譜に歌詞を追加することも可能です。たとえば、ひとつの音符に複数の文字を割り当てることで、歌詞のメロディーラインを正確に表現できます。 - MIDIデータのインポートとエクスポート
MIDIデータをMuseScoreで読み込み、楽譜に変換することができます。逆に、作成した楽譜をMIDIデータとして保存し、他の音楽制作ソフトで利用することも可能です。
さらに詳しく知りたい方へ
MuseScoreの公式サイトでは、ソフトウェアのダウンロードや詳しいチュートリアルが提供されています。興味がある方は、ぜひ以下のリンクからアクセスしてみてください。
また、MIDIデータをMuseScoreで表示する方法については、こちらの動画で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
MuseScoreでMIDIデータを見て楽譜を確認し、再生する。
NEUTRINOのダウンロードと使い方
次に、NEUTRINOという音声合成ソフトをダウンロードします。NEUTRINOは、テキストからリアルな歌声を合成することができる非常にパワフルなソフトウェアです。最近、このソフトは「NEUTRINO Diffusion」という名前に変わり、さらにパワーアップしましたが、基本的な使い方は従来のNEUTRINOと同じです。
NEUTRINOとは?
NEUTRINOは、MuseScoreで作成した歌詞付きの楽譜を、指定した歌声ライブラリを使用して歌わせることができるソフトウェアです。これは、例えばオリジナルの楽曲にボーカルを追加したり、既存の楽譜を違う声で再現したりすることができます。
音声ライブラリの紹介
NEUTRINOには、さまざまなキャラクターの声を収録した音声ライブラリがあります。たとえば、四国めたんやずんだもんといった人気キャラクターの声を使用して、あなたの楽譜を歌わせることが可能です。これにより、プロの歌手のような質の高いボーカルを簡単に作成できます。
NEUTRINOのダウンロード手順
ここでは、Windows版のNEUTRINOをダウンロードする方法をご紹介します。まず、以下の公式サイトからソフトウェアをダウンロードしてください。
ダウンロード後、インストールを行い、使い方については従来のNEUTRINOと同じように操作できます。初心者でも簡単に扱えるよう、公式サイトやコミュニティで多くのガイドやサポートが提供されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
NEUTRINOのダウンロードと解凍手順
ダウンロード画面のスクリーンショットを参考にしながら、まずはNEUTRINOをダウンロードしましょう。ダウンロードしたファイルは、通常ZIP形式で圧縮されていますので、これを解凍します。解凍すると、特に設定を変えない限り「NEUTRINO」という名前のフォルダが作成され、その中にファイルが展開されます。
重要なファイルの確認
次に、解凍された「NEUTRINO」フォルダの中にあるrun.bat
というバッチファイルに注目してください。このファイルは、NEUTRINOを実行するための重要なファイルであり、実際に使用する前に中身を確認しておくことをお勧めします。
バッチファイルの内容を確認する
run.bat
ファイルを右クリックして、「メモ帳で開く」またはお好きなテキストエディタで開いてください。最初に確認しておきたい重要な項目は、「set BASENAME
」という行です。ここには、MuseScoreで作成しエクスポートしたファイル名を記述する必要があります。このファイル名は、NEUTRINOが読み込む歌詞付き楽譜の名前と一致させる必要があるため、間違いのないように設定してください。
NEUTRINOの準備とMuseScoreの使用方法
NEUTRINOを使用するための準備が整ったら、次はMuseScoreを使って楽譜を作成し、その楽譜をNEUTRINOで使用できる形式にエクスポートします。以下の手順に従って進めていきましょう。
run.batの設定内容の確認
まずは、run.bat
ファイルの中身を確認します。これは、NEUTRINOがどのファイルを読み込むかを指定するものです。用意したスクリーンショットを参考にして、設定内容を確認し、必要に応じてファイル名を変更してください。
MuseScoreの準備
次に、MuseScoreを起動します。NEUTRINOで正しく歌声を合成するためには、音符だけでなく、その音符に対応する歌詞が必要です。音符があるのに歌詞がない場合、NEUTRINOでファイルを処理する際にエラーが発生する可能性があります。また、音符のない空白の小節があると、エクスポートしたファイルが期待通りに動作しないことがあるため、これらの小節は事前に削除しておきましょう。
効率的な譜面作成のコツ
MuseScoreでは、一度に全ての楽譜を作成するのではなく、少しずつ作成する方法が有効です。特に大規模な楽譜や複雑な構成の楽曲では、ファイルの作成に時間がかかることがあります。そのため、まずは満足のいく部分を少しずつ作成し、後からそれらを結合する方法を取るのが効果的です。こうすることで、作業を分割して効率的に進めることができます。
楽譜のエクスポート
楽譜が完成したら、いよいよエクスポートの作業に移ります。MuseScoreのメニューにある「ファイル」から「エクスポート」を選択してください。エクスポート設定では、フォーマットを「PDF」から「MusicXML」に変更し、さらにファイルの種類を「非圧縮」に設定します。これにより、拡張子が.musicxml
となるファイルが作成されます。このファイルが、NEUTRINOで使用される歌詞付き楽譜データとなります。
それではMuseScoreのメニューにあるファイルから、ファイルをエクスポートしましょう。エクスポートの設定では、フォーマットをPDFからMusicXMLに変更し、ファイルの種類でも非圧縮にしておきます。拡張子は.musicxmlです。
エクスポートする場所の指定
次に、エクスポートするファイルの保存場所を指定します。ここで正しい場所に保存しないと、NEUTRINOが楽譜を正しく読み込めない可能性がありますので、しっかり確認して進めましょう。
保存場所の指定
エクスポート先は、NEUTRINOのフォルダ内にある次の場所に設定します。
NEUTRINO\score\musicxml
このフォルダを選択したら、以下のポイントに注意してください:
- ファイルの形式: 非圧縮の形式を選びます。ファイルの拡張子は
.musicxml
に設定しましょう。 - ファイル名: ファイル名はわかりやすいものに設定することをおすすめします。例えば、
test.musicxml
という名前を使ってみましょう。
エクスポートの確認
エクスポートの直前に、エクスポート先とファイル名、ファイル形式が正しいかどうかを必ず確認してください。用意したスクリーンショットを参考に、設定が間違っていないかをチェックしましょう。これで、NEUTRINOがファイルを正しく読み込めるようになります。
バッチファイル(run.bat)の修正
次に、先ほど作成したMuseScoreファイル名を、バッチファイルに記述する作業を行います。この作業はNEUTRINOが正しい楽譜ファイルを読み込むために必要なステップですので、注意して進めましょう。
ファイル名の記述方法
まず、run.batファイルをメモ帳などのテキストエディタで再び開いてください。開いたら、「set BASENAME=
」と書かれた行を探します。ここに、先ほどエクスポートしたファイル名「test」を記述します。拡張子は必要ありませんので、ファイル名だけを入力しましょう。
変更内容の確認
用意したスクリーンショットには、正しく修正された状態が赤線で強調されています。具体的には、「set BASENAME=test
」と記述されている部分がそれにあたります。これを確認し、同じように修正されていることを確認したら、ファイルを上書き保存して閉じてください。
コマンドプロンプトを使ってバッチファイルを実行する
次に、NEUTRINOを実行するためにコマンドプロンプトを使用します。コマンドプロンプトは、コンピュータに直接コマンドを入力して操作を指示するためのツールです。初心者にとっては少し難しく感じるかもしれませんが、手順に従えば簡単に操作できますので安心してください。
コマンドプロンプトの起動とディレクトリの移動
まず、コマンドプロンプトを起動しましょう。スタートメニューから「cmd」と入力して検索し、コマンドプロンプトをクリックします。
次に、NEUTRINOのバッチファイルがある場所に移動する必要があります。これを「ディレクトリの移動」といいます。ディレクトリの移動には「cd」というコマンドを使用します。「cd」は「change directory」の略で、特定のフォルダに移動するコマンドです。
例えば、次のコマンドを入力してバッチファイルがあるフォルダに移動します。
cd C:\Users\minok\Downloads\NEUTRINO
ディレクトリパスの簡単なコピー方法
もし、ディレクトリパスを手動で入力するのが面倒な場合や、正確に入力する自信がない場合は、エクスプローラを使って簡単にコピーすることができます。エクスプローラで目的のフォルダに移動し、アドレスバーをクリックすると、パス全体が選択されます。その状態で右クリックして「コピー」を選び、コマンドプロンプトで右クリックして「貼り付け」を選べば、正確なパスが簡単に入力できます。
バッチファイルの実行
ディレクトリを正しく移動できたら、次に以下のコマンドを入力してバッチファイルを実行します。
run.bat
このコマンドを入力してEnterキーを押すと、NEUTRINOが指定された楽譜ファイルを読み込み、歌声を合成する処理が開始されます。
スクリーンショットの確認
用意したスクリーンショットと出力例を参考にして、コマンドの入力例や実行結果を確認してください。実際の操作と見比べることで、スムーズに作業を進められると思います。
コマンドプロンプトに表示される内容
C:\Users\minok\Downloads\NEUTRINO>run.bat
2023/04/09 11:41:14.75 : start MusicXMLtoLabel
Convert MusicXML to label -> score\musicxml\test.musicxml
warning: The score does not start with a rest. Added a rest to the first measure.
warning: 楽譜の開始が休符で無いため、最初の小節に休符を追加しました。
warning: The end of the score is not a rest. Added a rest to the last measure.
warning: 楽譜の終わりが休符では無いため、最後の小節に休符を追加しました。
output full label -> score\label\full\test.lab
output mono label -> score\label\mono\test.lab
2023/04/09 11:41:14.90 : start NEUTRINO
NEUTRINO - NEURAL SINGING SYNTHESIZER (Electron v1.3.0-Stable)
Copyright (c) 2020-2022 STUDIO NEUTRINO All rights reserved.
Setup linguistic feature (timing) : 0 [msec]
Load timing model : 4 [msec]
-> Load completed.
-> Merrow - NEUTRINO Singer Standard Library (v1.3.0-Stable-Timing model)
Predict timing feature : 181 [msec]
Linguistic feature (acoustic) : 228 [msec]
Setup GPU : 231 [msec]
-> NVIDIA GeForce GTX 1060 (GPU 0)
Load acoustic model : 276 [msec]
-> Load completed.
-> Merrow - NEUTRINO Singer Standard Library (v1.3.0-Stable-Acoustic model)
Predict acoustic features : 1648 [msec]
Finish : 4049 [msec]
Generation rate : 1.18548 [gen/sec]
-- File and Parameter information --
label length : 16 [line]
wav length : 4.8 [sec]
frame period : 5 [frame]
full label file : score\label\full\test.lab
timing label file : score\label\timing\test.lab
output f0 file : output\test.f0
output mgc file : output\test.mgc
output bap file : output\test.bap
model directory : model\MERROW\
timing model : model\MERROW\model_timing.bin
timing model (stats) : model\MERROW\stats_timing.bin
acoustic model : model\MERROW\model_acoustic.bin
acoustic model (stats) : model\MERROW\stats_acoustic.bin
skip timing prediction : 0
skip acoustic prediction : 0
single phrase prediction : 0
single phrase number : -1 [phrase number]
number of threads (CPU) : 1 [thread]
style shift : 0 [key]
use GPU : 1
GPU ID : 0
trace phrase information : 0
trace information : 1
------------
2023/04/09 11:41:19.78 : start WORLD
WORLD - NEUTRINO Edition (v1.2.0-Stable)
Load Acoustic features : 4 [msec]
Decode Acoustic features : 7 [msec]
Synthesis : 51 [msec]
Finish : 364 [msec]
Generation rate : 13.1868 [gen/sec]
-- File and Parameter information --
wav Length : 4.8 [sec]
sampling rate : 48000 [Hz]
sampling bit : 16 [bit]
pitch shift : 1
formant shift : 1
number of parallel : 4 [thread]
hi-speed synthesis : 0
realtime synthesis : 0
smooth pitch : 0
smooth formant : 0
enhance breathiness : 0
-------------------
2023/04/09 11:41:20.25 : start NSF
NSF - Neural Source Filter (v1.3.0-Stable)
Copyright (c) 2020-2022 STUDIO NEUTRINO All rights reserved.
Load acoustic features : 2 [msec]
Load phrase information : 8 [msec]
Setup GPU : 9 [msec]
-> NVIDIA GeForce GTX 1060 (GPU 0)
Predict waveform (NSF) : 48 [msec]
-> Progress = 100 % (4800 / 4800 msec)
output waveform : 5839 [msec]
Finish : 5854 [msec]
Generation rate : 0.819952 [gen/sec]
-- File and Parameter information --
wav length : 4.8 [sec]
number of frames : 960 [frame]
input f0 file : output\test.f0
input mgc file : output\test.mgc
input bap file : output\test.bap
output wav file : output\test_nsf.wav
multi phrase prediction : 1
phrase info file : score\label\timing\test.lab
num threads (CPU) : 1 [thread]
num threads (session) : 1 [thread]
use GPU : 1
GPU ID : 0
trace information : 1
------------
2023/04/09 11:41:26.60 : end
C:\Users\minok\Downloads\NEUTRINO>
NEUTRINOによる音声ファイルの生成
コマンドプロンプトでrun.bat
ファイルを実行すると、NEUTRINOが指定された楽譜ファイルを読み込み、歌声を合成します。このプロセスには少し時間がかかることがありますので、焦らずに待ちましょう。実行中は、コマンドプロンプトの画面に進行状況が表示されます。
実行結果の確認
少し時間が経つと、コマンドプロンプトに処理が完了した旨のメッセージが表示されます。この状態を確認するためのスクリーンショットを用意しましたので、参考にしてください。
生成された音声ファイルの確認
NEUTRINOが正常に動作していれば、指定したフォルダに音声ファイルが生成されます。具体的には、output
フォルダ内にファイルが作成されるはずです。エクスプローラを使って、このフォルダを開き、音声ファイルが正しく生成されていることを確認しましょう。
音声ファイルの場所
音声ファイルが保存されている場所は、C:\Users\minok\Downloads\NEUTRINO\output
です。エクスプローラを開き、上記のパスをたどってフォルダを確認してください。用意したスクリーンショットでは、このoutput
フォルダ内に音声ファイルが作成されている様子が示されています。
実際に出力された音声ファイルを確認する
NEUTRINOで作成された音声ファイルは、output
フォルダに保存されています。このファイルは、NEUTRINOが楽譜を基に生成した歌声のデータです。ここでは、実際に出力された音声ファイルを確認していただけます。
音声ファイルのダウンロードと再生
次に、実際の音楽を聴いてみましょう。以下に、NEUTRINOで出力されたwaveファイルを用意しました。このファイルをダウンロードして、ご自身のパソコンやスマートフォンで再生してみてください。もしくは、この場で直接再生できるように、再生バーも用意しましたので、クリックして音楽をお楽しみいただけます。
音声ファイルの確認手順
- ダウンロード: リンクをクリックして、音声ファイルをダウンロードします。ダウンロード後、通常のメディアプレーヤーを使用して再生できます。
- 再生バーの使用: 再生バーをクリックするだけで、ブラウザ上で音楽を聴くことができます。手軽に確認したい場合はこちらをご利用ください。
音声ファイルの内容
この音声ファイルは、NEUTRINOが自動生成した歌声を含んでおり、楽譜に入力されたメロディーと歌詞が反映されています。音質や発音の具合などを確認し、NEUTRINOがどのように歌声を合成するのかを体感してみてください。
バッチファイルで歌声を変更する
NEUTRINOでは、歌声ライブラリを変更することで、異なるキャラクターの声で楽曲を生成することができます。今回は、「ずんだもん」の歌声ライブラリを使用してみましょう。
歌声ライブラリのダウンロード
まず、NEUTRINOの公式サイトから「ずんだもん」の歌声ライブラリをダウンロードします。ダウンロードが完了したら、ファイルは通常ZIP形式で圧縮されていますので、これを解凍してください。
フォルダの確認と移動
解凍すると、日本語のフォルダ名の下に英語表記のフォルダが含まれています。この英語表記のフォルダが、実際にNEUTRINOで使用するライブラリファイルが含まれているフォルダです。このフォルダ全体を、指定の場所に移動する必要があります。
移動先のフォルダ
移動先は、NEUTRINOのインストールフォルダ内にある「model」というフォルダです。この「model」フォルダに、先ほど解凍したフォルダごとドラッグアンドドロップで移動させます。
エクスプローラでの操作
エクスプローラを使用してフォルダを移動する様子を、用意したスクリーンショットで確認してください。フォルダを正しく移動することで、NEUTRINOが新しい歌声ライブラリを認識し、次回の実行時に「ずんだもん」の声で楽曲が合成されるようになります。
バッチファイルへの歌声ライブラリの設定
次に、ダウンロードして移動した歌声ライブラリをNEUTRINOで正しく使用するために、バッチファイルに設定を追加します。具体的には、「set ModelDir
」という項目に、新しい歌声ライブラリのフォルダ名を記述します。
バッチファイルの編集
まず、バッチファイル(run.bat
)を再びメモ帳などのテキストエディタで開きます。開いたら、「set ModelDir
」という行を探してください。この行に、先ほどエクスプローラで移動した英語表記のフォルダ名を記述します。このフォルダ名は、ダウンロードした歌声ライブラリの名前と一致している必要があります。
スクリーンショットを参考に
用意したスクリーンショットでは、「set ModelDir
」に英語表記のフォルダ名が記述されている様子が確認できます。これを参考にして、同じように設定を行ってください。
上書き保存と実行
設定が完了したら、バッチファイルを上書き保存します。その後、前回と同じ手順でコマンドプロンプトを使ってバッチファイルを実行します。これにより、NEUTRINOが新しい歌声ライブラリを使用して楽曲を合成するようになります。
動画での詳細な解説
ここまでの手順を文章で説明しましたが、実際の操作を見ながら進めたいという方のために、動画での解説もご用意しました。動画では、今回説明したバッチファイルの編集や歌声ライブラリの設定方法を、画面を見ながら理解できるように丁寧に解説しています。
動画リンク
以下のリンクから、YouTubeで動画をご覧いただけます。動画を再生しながら、ステップバイステップで進めていただけると、さらに理解が深まると思います。
力作の動画での実演
こちらの動画では、NEUTRINO Diffusionを使用して、実際にどのようにボーカル付きの曲を作成するかを詳しく解説しています。動画の中では、MuseScoreを使って全ての音符と歌詞を入力し、それを基にNEUTRINO Diffusionが歌い手の声を生成する様子を実演しています。
動画の内容
- 音符と歌詞の入力: MuseScoreを使って、すべての音符と歌詞を入力しました。これにより、NEUTRINO Diffusionが正確に歌い手の発音に合った歌声を生成します。
- メロディーの追加: さらに、メロディーもMuseScoreで作成し、これをNEUTRINO Diffusionで作成した歌声に重ねて再生します。この方法を使うことで、一般的に「ボーカル付きの曲」と呼ばれる形の音楽を完成させることができます。
- タイミングの調整: 歌声ファイルとメロディーをタイミングよく同時に再生することで、自然な音楽に仕上げるプロセスも紹介しています。
この動画は、操作方法を視覚的に確認できるだけでなく、NEUTRINO Diffusionを使って実際にどのような音楽が作れるのかを体感していただける内容になっています。